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アレキサンダー・マックイーン、告訴される

 


fashion topics 011
Apr. 26, 2016

アレキサンダー・マックイーン、告訴される

英国高級紙「タイムズ」の日曜版である「THE SUNDAY TIMES(サンデー・タイムズ)」によると、イギリスのハートフォードシャー州にスタジオを持つブライダルデザイナーの「Christine Kendall(クリスティーン・ケンダル)」が自身のデザインを使用されたと「ALEXANDER McQUEEN(アレキサンダー・マックイーン)」を著作権侵害の容疑で告訴しているとのこと。

キャサリン妃のウェディングドレス

著作権の侵害で告訴されたデザインは、2011年4月29日にウエストミンスター寺院で行われたイギリス王室のケンブリッジ公爵ウィリアム王子とキャサリン妃の挙式でキャサリン妃が着用したウェディングドレスのデザインに関してであるが、「アレキサンダー・マックイーン」側では「クリスティーン・ケンダル」が主張するような事実はなく否定している模様。


ALEXANDER McQUEEN

アレキサンダー・マックイーンとは

アレキサンダー・マックイーンの歴史

アレキサンダー・マックイーンは、1992年に設立されたイギリスのファッションブランド。ブランド名を自身の名に冠し、デザイナーであるアレキサンダー・マックイーンは若くしてVOGUE(ヴォーグ)のエディターに才能を見出され、自身のブランドをスタートさせる。

1996年にはGIVENCHY(ジバンシィ)のデザイナーに就任。しかし2000年にマックイーン社の株をグッチグループに売却したことで、アレキサンダー・マックイーンはグッチグループと競合関係にあるGIVENCHY(ジバンシィ)を傘下に持つLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)との関係悪化によりデザイナーを更迭される。

2002年春夏コレクションからはパリでコレクションを発表。

2006年にPUMA(プーマ)、2007年にはSAMSONITE(サムソナイト)とのコラボアイテムを発売。また、カジュアルラインのMcQ(マックキュー)は2006年より発表している。

2010年2月、アレキサンダー・マックイーンは40歳の若さで死去。死因は自殺であったと発表されている。ブランドとしては、アレキサンダー・マックイーンを傘下に持つ当時のグッチグループがブランドの継続を発表し現在に至る。

アレキサンダー・マックイーンのデザイナー

現在のデザイナーは

現在のアレキサンダー・マックイーンのデザイナーは、Sarah Burton(サラ・バートン)。

サラ・バートンは、1996年からアレキサンダー・マックイーンで経験を積み、2000年にウィメンズウェアのヘッドデザイナーに就任。2010年5月、アレキサンダー・マックイーンの後を継ぎ、メンズ・ウィメンズのクリエィティブ・ディレクターとなり現在に至る。

2011年、イギリス王室ウィリアム王子とキャサリン妃ご成婚の際のウェディングドレスをデザイン。


ALEXANDER McQUEEN
2016-17FW MEN’S COLLECTION

 

コレクション詳細

ロンドン・メンズコレクション 2016-17FW アレキサンダー・マックイーン