CHANEL SPRING/SUMMER 2021｜シャネル 2021年春夏コレクション

「Chanel（シャネル）」は、1909年にガブリエル・シャネル（ココ・シャネル）が帽子専門店を設立したのがブランドのはじまり。その後、オートクチュール・コレクションを発表。これまでに女性の服で使われることのなかったジャージ素材やツイード素材のシンプルで着心地が良く動きやすいシャネルのデザインは、当時の時代背景からすると古い価値観から女性の自立や解放を訴えたものであり、黒い服をファッションに取り入れるなどファッションの歴史を変えた存在と言える。
また、シャネル初の香水である「No.5」をはじめ化粧品や宝飾など幅広く展開。1939年に第2次世界対戦が始まり店舗を閉鎖。1954年に店舗を再開しオートクチュール・コレクションにも復活。
1971年にココ・シャネルが87歳で死去。その後、カール・ラガーフェルドがデザイナーに就任した。2019年1月、カール・ラガーフェルドが死去し、後継者としてヴィルジニー・ヴィアール（Virginie Viard）がクリエィティブ・ディレクターに任命された。

CHANEL
DESIGNER

「シャネル」のデザイナー

「シャネル」のデザイナーは、2019年1月にヴィルジニー・ヴィアール（Virginie Viard）がクリエィティブ・ディレクターに任命され現在に到る。

前デザイナーのカール・ラガーフェルドについて

カール・ラガーフェルド
1983年ドイツ・ハンブルグ生まれ

《略歴》
1938年：ドイツ・ハンブルグで生まれる
1952年：14歳でパリに移住、オートクチュール組合が経営する洋裁学校に入学、同時期にイヴ・サンローランも学んでいた
1954年：16歳の時に IWS（国際羊毛事務局）コンクールのコート部門優勝この時、ドレス部門での優勝はイヴ・サンローランであった
1955年：17歳から「ピエールバルマン」のアシスタントを務める
1958年：20歳の時に「ジャンパトゥ」のアーティスティックディレクターに就任その後、イタリアに渡りフィレンツェで美術史を学んだのち、イタリアからパリに戻りフリーで活動を開始
1963年：「クロエ」の創業者から任命され「クロエ」のヘッドデザイナーに就任
1965年：「フェンディ」のデザイナーに就任
1983年：シャネルのデザイナーに就任
1984年：自身のブランド「カールラガーフェルド」をスタート
1986年：「デ・ドール賞」受賞
1988年：マルティーヌ・シットボンがカール・ラガーフェルドの後任として「クロエ」のデザイナーに就任
1992年：「クロエ」のデザイナーに復帰
1997年：ステラ・マッカートニーが「クロエ」のデザイナーに就任
2004年：「H&M」とのコラボレーション「Karl Lagerfeld for H&M」を展開
2005年：自身のブランド「カールラガーフェルド」を「トミーヒルフィガー」に売却
2008年：TIME誌が選ぶ最も影響力がある100人に選出
2019年：1月にフランス・パリで死去