2016−17 FW Men’s Collection
Dior Homme
フランス・パリで2016年1月21日−25日の日程で秋冬パリ・メンズコレクションが開催。
15日−19日の日程でイタリア・ミラノでの2016 −17秋冬ミラノ・メンズコレクションが終了。21日からはフランス・パリに舞台が移り、ミラノに引き続き早くも来期の秋冬コレクションが発表されました。
ミラノ・メンズコレクション同様、個人的に気になったブランドを紹介していきたいと思います。パリ・メンズコレクション第3弾でご紹介するのは、Dior Homme(ディオール オム)です。
Dior Hommeとは
クリスチャン・ディオールは1946年に創業したファッションブランド。ディオールはアパレルだけではなくバッグや時計・コスメ・香水などトータルにファッションを提案しており、メンズラインがディオール オムに当たる。
現在ではルイ・ヴィトンをはじめフェンディなど数多くのブランドを傘下に持ち、ケリングやリシュモンと並ぶファッション業界大手LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)に属している。
デザイナーであったクリスチャン・ディオールが死去後、イヴ・サンローランやジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノなどの著名なデザイナーが歴任。
2001年にはエディ・スリマンがディオール オムのデザイナーに就任し、絶大な人気とトレンドを引っ張っていくが、2007年秋冬コレクションで辞任。
現在のディオール オムのデザイナーは、アーティスティック ディレクターとしてクリス・ヴァン・アッシュが就任している。
Dior Homme
2016FW Men’s Collection
コレクションテーマ
今回のコレクションテーマは、「ハイブリッドという概念」そして「既成概念の打破という精神」、「do it yourself」。
コントラストのあるボリューム感で、ゆったりとしたパンツにフィット感のあるテーラードジャケット。ブラックとレッドの格子模様、トレンチ、ポロシャツ、ジーンズはニューウェーブのアイコンとして。ジーンズやアクセサリーを刺繍で飾る「ハンドメイド」は反逆のサインとして。
「コレクションが語るのは、現在です。過去を豊富に含み、それなのに圧倒的に現代的で、未来を見据えた今この瞬間です」とクリス・ヴァン・アッシュは語っています。