2016−17 FW Men’s Collection
KENZO(ケンゾー)
フランス・パリで2016年1月21日−25日の日程で秋冬パリ・メンズコレクションが開催。
15日−19日の日程でイタリア・ミラノでの2016 −17秋冬ミラノ・メンズコレクションが終了。21日からはフランス・パリに舞台が移り、ミラノに引き続き早くも来期の秋冬コレクションが発表されました。
ミラノ・メンズコレクション同様、個人的に気になったブランドを紹介していきたいと思います。パリ・メンズコレクション第4弾でご紹介するのは、KENZO(ケンゾー)です。
KENZO(ケンゾー)とは
ケンゾーは1969年に高田賢三氏がブティック「ジャングル・ジャップ」をオープンし、1970年にパリ・コレクションにデビューしたファッションブランド。カラフルな色彩・世界の民族衣装などを採り入れたデザインが特徴的でパリ・モード界に影響を与えた。
KENZOのブランド自体は1993年にルイ・ヴィトンを中心にフェンディやセリーヌなど数多くのブランドを傘下に持ちケリングやリシュモンと並ぶファッション業界大手LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)の傘下に入り現在に至る。
高田賢三氏は1999年に2000年春夏コレクションを最後に退任。2004年秋冬コレクションから2011年まではアントニオ・マラスがアーティスティック・ディレクターとしてレディースを担当。
2011年から現在は、ニューヨークを拠点とするセレクトショップであるオープニングセレモニーの創設者であり、アメリカファッション協議会(CFDA)のメンバーでファッション業界で影響力を持つ、ウンベルト・リオン(Humberto Leon)とキャロム・リム(Carol Lim)がクリエイティブディレクターに就任している。