FASHION TOPICS
FASHION TOPICS | 014 | May. 06, 2016
シャネル 2016/17クルーズショー
キューバの首都ハバナで開催
シャネル2016/17クルーズショーは、キューバの首都ハバナで5月3日に700人のゲストを迎え開催された。ブラジル出身のスーパーモデル”ジゼル・ブンチェン”、同じくブラジル出身のモデル”アリス・デラル”、フランス出身の歌手”ヴァネッサ・パラディ”など多くの著名なゲストも登場。
シャネルのデザイナーであるカール・ラガーフェルドが、キューバからインスピレーションを受けたリゾートコレクションである”シャネル 2016/17 クルーズライン”のブティック展開は2016年11月の予定。
ランウェイの舞台はハバナ・プラド通り
ランウェイは街路樹が茂る並木道、ハバナのプラド通りが舞台。プラド通りに沿って歴史を感じさせる建物が立ち並ぶ。
ちなみに昨年の2015/16クルーズラインは韓国ソウルで開催され、東京オリンピックの新国立競技場の初期デザインでも話題になり2016年3月31日に死去したザハ・ハディド氏が設計した大門デザインプラザ(DDP)で行われた。
COLLECTION | CHANEL
CHANEL 2016/17 CRUISE COLLECTION
コレクション : シャネル 2016/17 クルーズコレクション
BRAND | CHANEL
シャネルとは
CHANEL(シャネル)は、1909年にガブリエル・シャネル(ココ・シャネル)が帽子専門店を設立したのがブランドのはじまり。その後オートクチュール・コレクションを発表。
これまでに女性の服で使われることのなかったジャージ素材やツイード素材のシンプルで着心地が良く動きやすいデザインは、当時の時代背景からすると古い価値観から女性の自立や解放を訴えたものであり、黒い服をファッションに取り入れるなどファッションの歴史を変えた存在と言える。
また、シャネル初の香水である「No.5」をはじめ化粧品や宝飾など幅広く展開。
1939年に第2次世界対戦が始まり店舗を閉鎖。1954年に店舗を再開し、オートクチュール・コレクションにも復活する。1971年にココ・シャネルが87歳で死去。
その後、カール・ラガーフェルドがデザイナーに就任し現在に至る。
BRAND | CHANEL | DESIGNER
カール・ラガーフェルドとは
フェンディのデザイナーでもあるカール・ラガーフェルドは、一時期クロエのデザイナーも兼任するなど非常にクリエィティブなデザイナーでありモードの帝王とも称される存在。
シャネルのデザイナーとしてシャネルのスタイルを守りながらも、常に新しい試みを成功させることで現在のシャネルの地位を確立した人物である。