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KERING|ケリング、2017年第1四半期は31.2%の大幅増|FASHION TOPICS


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 FASHION TOPICS | 28.APR.2017

ケリング、2017年度第1四半期の売上高が前年同期比31.2%と大幅増

ケリンググループの中核ブランド「グッチ」が売上高51.4%増、「サンローラン」が同35.4%増とグループを大きく牽引

KERING(ケリング)は、2017年4月26日に2017年 第1四半期(1月-3月)の決算を発表した。売上高は前年同期比で31.2%増の35億7350万ユーロ(約4300億円)と記録的な業績の伸びとなった。

部門別ではラグジュアリー部門が24億1710万ユーロ(約2900億円)の売上高で34%増、スポーツ&ライフスタイル部門が10億641万ユーロ(約1200億円)の売上高で16.5%増。

ラグジュアリー部門で特に好調だったのは「GUCCI(グッチ)」で13億5000万ユーロ(約1610億円)で51.4%増と驚異的な伸びを記録した。欧州地域で66.4%増、アジア太平洋地域で63.4%と世代や地域を超え幅広く人気を得ている。
グッチのクリエティブ・ディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレが創作するコレクションには強いインパクトがあるが、本来のファッションをファッションとして楽しむことを体現しているような世界観につい引き込まれてしまっているのではないだろうか。

グッチに続き大きく数字を伸ばしたのは「SAINT LAURENT(サンローラン)」で35.4%増、クリエティブ・ディレクターであるアンソニー・ヴァカレロのファーストコレクションは店頭において1月から展開されているが非常に強い支持を得られている。

他のラグジュアリーブランドも好調に推移しており、不調であった「BOTTEGA VENETA(ボッテガ ヴェネタ)」も4.7%増と復調の兆し。
また、スポーツ&ライフスタイル部門の「PUMA(プーマ)」は四半期で初の10億ユーロ(約1200億円)を達成している。