Lacoste|ラコステ 、クリエイティブ・ディレクターのフェリペ・オリヴェイラ・バティスタが退任|FASHION TOPICS


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May 03, 2018


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ラコステ、デザイナーのフェリペ・オリヴェイラ・バティスタが退任

「Lacoste(ラコステ)」は、クリエイティブ・ディレクターの”Felipe Oliveira Baptista(フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ)”が退任することを発表した。

フェリペ・オリヴェイラ・バティスタはポルトガル出身のデザイナー。「Max Mara(マックス マーラ)」や「Christophe Lemaire(クリストフ ルメール)」、「Cerruti(チェルッティ)」で経験を積み、2002年の「Hyeres International Festival of Fashion and Photography(イエール国際モード&写真フェスティバル)」でグランプリを授賞。2003年に自身のブランドを設立(2014年に休止)、2010年に「ラコステ」のクリエイティブ・ディレクターに就任。「ラコステ」の売上を倍増させ、その手腕を発揮していた。

2019年春夏コレクションはデザインチームが担当し、後任は来月にも発表される模様。

 


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Lacoste
「ラコステ」とは

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「Lacoste(ラコステ)」は、1933年にテニスプレイヤーのルネ・ラコステが創業したブランド。
ルネ・ラコステは1904年7月2日生まれ、フルネームは”Jean Rene Lacoste (ジャン・ルネ・ラコスト)”
フランス・パリ出身の男子テニス選手で引退後にスポーツウェアブランドとして「ラコステ」を設立した。
ルネ・ラコステは15歳のときにテニスを始め、1923年に男子国別対抗戦デビスカップのフランス代表選手となる。1925年のウィンブルドン選手権で優勝し、全仏選手権(現在の全仏オープン)でも優勝。その後、4大大会シングルスで全仏選手権は3勝、ウィンブルドン選手権は2勝、全米選手権(現在の全米オープン)2勝。1929年の全仏選手権で3度目の優勝後に結核のため25歳で引退。
ラコステは引退後、当時フランス最大のニット製造会社社長の”アンドレ・ジリエ”とポロシャツを製造する会社を設立。ブランドのトレードマークとしてワニのロゴを使用した。さらにゴルフやセーリングなどを対象にしたポロシャツのデザインを発表。
1996年10月12日に創業者であるルネ・ラコステが92歳で死去。
2002年春夏シーズンよりクリストフ・ルメールが「ラコステ」のクリエイティブ・ディレクターに就任。それに伴い、2006年まで自身のブランドである「クリストフ ルメール」を休止し「ラコステ」を再生させた。2010年に「エルメス」のアーティスティック・ディレクターに就任するため「ラコステ」のクリエイティブ・ディレクターを退任。
2010年に「マックス マーラ」や「クリストフ ルメール」、「チェルッティ」で経験を積んできたフェリペ・オリヴェイラ・バティスタがデザイナーに就任。
2011年春夏シーズンから「LACOSTE L!VE(ラコステ ライブ)」をスタート。
2018年5月、クリエイティブ・ディレクターのフェリペ・オリヴィエラ・バティスタが退任することを発表。