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DECEMBER 10, 2019
ロシャス、アレッサンドロ・デラクアの退任を発表
「Rochas(ロシャス)」は、2019年12月6日(現地時間)にウィメンズのクリエィティブ・ディレクターのアレッサンドロ・デラクア(Alessandro Dell’Acqua)が退任することを発表。 2020年の2月に発表するコレクションが最後となる模様。後任は未定。
Embed from Getty ImagesRochas : Runway – Paris Fashion Week – Womenswear Spring Summer 2020
アレッサンドロ・デラクアは、1962年イタリア・ナポリ生まれ。1982年にナポリの名門美術学校「Accademia di Belle Arti di Napoli」卒業。
1987年にニットウエアデザイナー「Pietro Pianforini(ピエトロ ピアンフォリーニ)」のチーフデザイナーに就任し、1988年から「GENNY(ジェニー)」のマリッジコレクションを1993年まで担当し、その後は「Enrica Massei(エンリカ マッセイ)」「Virginia(ヴィルジニア)」「Iceberg(アイスバーグ)」「Maska(マスカ)」「Les Copains(レ コパン)」「Mariella Burani(マリエラ ブラーニ)」等で経験。
その後、デラクアは1994年に独立。1995年に「ベル メーユ」社が生産する「a|a milano(A.A.ミラノ)」をスタートさせる。1996年春夏シーズンに自身の名を冠した「Alessandro dell’Acqua(アレッサンドロ デラクア)」をレディースウェアラインでスタート。1998-99年秋冬シーズンにメンズコレクションを発表。
2003年にブランドとしての「アレッサンドロ デラクア」は「アーペル グループ」の傘下となった。2008年にデザイナーのアレッサンドロ・デラクアは「マーロ」のクリエイティブ・ディレクターに就任したが、2009年4月に辞任。
2010年3月、2010-11秋冬ミラノファッションウィークで「No. 21(ヌメロ ヴェントゥーノ)」を発表。2011年春夏コレクションから「Brioni(ブリオーニ)」のデザイナーに就任(現在は退任)。2014-15年秋冬コレクションより「ヌメロ ヴェントゥーノ」のメンズラインがスタート。さらに「Rochas(ロシャス)」のクリエイティブ・ディレクターに就任した。