服好きの販売員が絶対売上トップになる接客方法-1

服好きの販売員が絶対売上トップになる接客方法とは？

接客は重要なのか

ネットで何でも買える時代に突入してきてはいますが、洋服を買うとなるとまだまだ実際にショップに赴き商品を選んで買うことが圧倒的に多いかと思います。

しかしながら実店舗は今後非常に厳しい状況になっていくのは明らかであり、どこで他店と差別化していくのかというのが常にキーワードとして上がってきます。
以前から言われていることでもありますが、やはり接客が重要であることに変わりはありません。特に企業規模が小さければ小さいほど生き残るためには重要です。

接客を捨てた企業

現在大規模に成功しているファッション企業は、語弊を招くかもしれませんが接客を捨てた企業です。

ユニクロをはじめとしたファストファッションブランドは、皆さんも実際に店舗に行ったことがあればお分かりだと思いますが、お客からのアクションがなければ基本的に接客はしません。これは販売員が販売することに対して不確定要素が大きすぎるため、誰がやっても同等にパフォーマンスが出せるシステムを追求した結果でしょう。簡単にいうと販売員の能力で差が出すぎてしまうのは問題だから均してしまったということです。

主にファストファッションの企業が接客を重視するということと、百貨店やファッションビルに入っているショップが接客を重視するということは接客の意味合いや実際のオペレーションにおいて全く異なってきます。

また、上記のことと並行して一般的に接客されたくないというのが、度々アンケートなどを取ると大多数を占めるケースが多く見受けられます。実際にファストファッションブランドでは気軽に買い物ができるというのは非常に大きなメリットと感じられることでしょう。

現在このような接客されたくないという状況になってしまった要因は、これまで中途半端なブランドやショップが非常に雑で強引な接客をしてきた積み重ねでもあり、接客をされるということ自体に嫌悪感を与えてしまっていることです。

お客の立場としては「より良い接客を知らない」「ただただ嫌悪する」状況であり、さらに問題なのは販売員も「接客することが悪」だと感じていることです。

より良い接客とは

現状の問題点を逆に考えると、より良い接客をするだけですぐ差がつけられるとも言えます。
接客販売の仕事をしていると、月並みですがお客様が喜んで頂けるのは非常にやりがいを感じる瞬間の一つでしょう。より良い接客でお客様の喜び、そして売上が同時に入るわけです。
接客するということが、なにか売りつけるようなイメージになっていませんか。

接客でお客様が喜んで頂けるのは悪ですか？

接客が悪なのではなく、悪い接客が悪なのです。