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ブランドショップレポート

ブランドショップレポート 1 ブランドショップエクセル銀座店

ブランドショップレポート第1弾!
ブランドショップ エクセル銀座店

ブランドショップとは

ブランドショップを簡単に説明すると、グッチやプラダ・ロレックスやカルティエなど高級ブランドのバッグや財布・時計・ジュエリーなどを中心に、並行輸入で仕入れされた商品を販売しているショップのことです。

ブランドショップレポートについて

これまで当ブログでは、ブランドショップで絶対買ってはいけないブランドブランドショップで絶対買うべきブランド 1のシリーズでブランドショップで扱っているブランドそのものについて解説していますが、実際のブランドショップ自体はどのような感じなのでしょうか。
ブランドショップと一口で言ってもショップを運営している会社やショップの出店している立地についてなど様々な要因で特色が違います。
このブランドショップレポートでは実際に各ブランドショップを訪れていき、雰囲気や商品展開などから実際の店舗を通して見えてくるブランドショップが一体どういうものなのかを非常に個人的な見解でレポートしながら考えていきます。

今回のブランドショップレポートは

第1回目の今回は、ブランドショップエクセルのエクセル銀座店です。

エクセル(X SELL)銀座店

ブランドショップエクセルとは

ブランドショップエクセル(X SELL)は、広島を本拠地とする株式会社イズミのエクセル事業部で展開しているブランドショップです。エクセルは全国36店舗を展開していますが、関東では銀座店のみの出店です。

株式会社イズミは東証1部上場企業。エクセル本店は広島県広島市にあり、中国・四国・九州が主な出店地域。ショップのほとんどは株式会社イズミで運営する大型ショッピングセンターのゆめタウンにあります。

株式会社イズミはAACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)の会員企業ですので、販売されている商品に関しては安心してお買い物ができるショップです。

(AACD及びブランドショップの商品が本物かどうかについて詳しくはこちら→ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 3

2月某日 銀座

〒104-0061東京都中央区銀座2-7-18 銀座2丁目メルサ〈B1F〉

ブランドショップエクセル銀座店は、銀座2丁目のメルサのB1Fにあります。

〒104-0061東京都中央区銀座2-7-18 銀座2丁目メルサ〈B1F〉ブランドショップエクセル銀座店

ブランドショップ エクセル銀座店の特徴

エクセル銀座店が他のブランドショップと違う最も大きな特徴は、メンズ・レディースともにアパレル関係の品揃えが多くあり、売場面積の半分近くがアパレル関係であるところです。

またウェッジウッドなどの食器やリヤドロの陶器などの商品もあり、通常であるとバッグや財布・時計などがブランドショップのメインになるところ、エクセル銀座店はブランドショップとしてはやや毛色が異なる商品ラインナップになっているとも言えます。

ブランドショップレポート エクセル銀座店

私が訪れた2月某日、ブランドショップエクセル銀座店では店内で「期末決算セール」が行われていました。店内は全体的にざっくりですが売場面積としては、約40%がメンズ・レディースのアパレル関係、約25%がバッグ、約5%が財布、時計・アクセで約10%、食器で約10%程度というところでしょうか。

さらに銀座という立地も関係しているのか、バッグのブランド展開も独特な構成になっていると感じました。特に2014年からクリエイティブ・ディレクターにジョナサン・アンダーソンが就任してからブランドが新たに生まれ変わったとも言えるLOEWE(ロエベ)のバッグが多く陳列されているのが特徴的でした。

それでは、商品別にレポートしていきます。

ブランドショップ エクセル銀座店 <バッグ>

エクセル銀座店のバッグは、前述のロエベを筆頭にプラダのナイロンシリーズやフェンディではPEEKABOOやbag bugsなども一部あり、他にはグッチなどのハイブランドを中心に比較的商品量が豊富に感じました。

ケイトスペードやトリーバーチ・フルラなどの価格的にミドルクラスのブランドはそれほど商品量はなく、コーチも「COACH冬のクリアラス」というタイトルで「期末決算セール」同様チラシもありましたが商品量は少ない印象でした。

ブランドショップ エクセル銀座店 <財布>

エクセル銀座店の財布は、あまり売上として厳しいのか店舗面積から比較すると非常に少なく感じました。ガラスケースには所狭しと陳列はされていましたが、バッグと比べても商品量は非常に少なく、展開しているブランドも限られており、あまり力は入れていないようです。

ブランドショップ エクセル銀座店 <アパレル>

売場面積を大きく取っているアパレル関係はメンズ・レディースともにあり、メンズでは季節柄冬物処分としてモンクレールを筆頭にダウンジャケットが多く陳列されており、アルマーニジーンズなどのカジュアル衣料やプラダやヘルノのダウンブルゾンも数点あるなど、ある程度のラインナップには感じました。レディースでは毛皮が特に目を引きました。

アパレルだけではなくフェラガモなどのシューズもあり、特に女性と来店される男性の方も楽しめるのではないでしょうか。また銀座の土地柄、男性に向けてネクタイなどのギフト対応ができる商品もある程度揃っていたように思います。

ブランドショップ エクセル銀座店 <時計>

ブランドショップで定番的に扱っているブランドは一通りある感じで、ロレックス・カルティエ・ブルガリ・フランクミュラー・ティファニーなどが主に展開されていました。

ブランドショップ エクセル銀座 <食器・陶器>

ブランドショップでこれほど売場面積の割合で食器・陶器類を展開しているショップはなかなかないのではないでしょうか。贈答品として非常に需要がありそうです。ブランドは、ウェッジウッドやリチャード・ジノリ、ロイヤルコペンハーゲン、バカラなどの食器など。

ブランドショップ エクセル銀座店 個人的見解とまとめ

周囲に直営のラグジュアリーブランドがひしめく地域にあるエクセル銀座店ですが、展開しているブランドの展開・ブランド別の商品量を考えると、個人的な見解ですが非常に利益を重視しているラインナップに感じました。

ブランドショップとしては決して大きい売場面積ではない店舗で、さらに日本一の地価である銀座という立地であるが故、利益重視の商品構成にならざるおえないでしょう。ただし、これはボッタクリ的な価格を付けているということではありません。

利益のとれないブランド・商品は初めから置かないというのがある程度徹底されており、しかしながらフェンディのbag bugsやバレンシアガのコットンキャンバスのバッグなどトレンドを意識した商品も少なからずありバランスを取っているようにも感じとれました。

商品別にでは、やはり売場面積の大きいアパレル関係やバッグ、そして食器・陶器類が比較的見応えがあると言えます。

商品陳列・ディスプレィに関しては特にこだわりはほとんどなく、ショップの世界観というものはないので、どちらかというと商品そのものを販売していくという雰囲気です。ですから入店しにくい・商品が見ずらいなどの心配はなく、気軽に自由に商品を見て買い物ができる環境です。接客も特にしつこいような感じはしませんでした。

周囲はラグジュアリーブランドの直営店に囲まれているような環境ですが、肩の力を抜いて気軽に見にいけるショップであると言えますし、直営店と実際商品も比べやすい環境と言えるでしょう。

次回以降もさまざまなブランドショップを店舗ごとにご紹介していきたいと思います。

次回はこちら→ブランドレポート 2 GINZA Happiness

店舗情報

ブランドショップ エクセル銀座店
所在地:東京都中央区銀座2-7-18 銀座2丁目メルサ〈B1F〉
Tel:(03)5524-0025
通常営業時間:11:00~20:00