ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 3

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ブランドショップでは絶対買ってはいけないブランドがある?!第3弾!!

 ブランドショップとは

ブランドショップ(並行輸入店)とはブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 1でも説明しましたが、簡単に言うと一般的に高級ブランドと言われているブランドの商品を並行輸入で直接又は間接的に仕入し販売しているショップのことです。

シリーズで「ブランドショップでは絶対買ってはいけないブランド」を実際のブランドを例に解説していきますが、今回は前回のブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 2から引き続きブランドショップ(並行輸入店)の利用価値について考えていきたいと思います。


ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 3

 ブランドショップで買うデメリットとは?

今回は前回のメリットとは逆に、ブランドショップ(並行輸入店)を利用するデメリットを大きく3点挙げてみます。

本物かどうかわからない
ブランドのショッパー(紙袋)がほぼない
壊れた時の修理がどうなるかわからない

細かく述べるとまだまだあるかもしれませんが、今回は皆さんが最も気になるところとではないかと考えられる上記の3点を解説していきます。


1 本物かどうかわからない

ブランドショップやネットショップなどの並行輸入ショップで購入する場合、本当に本物なのかという疑問は少なからず心配になったり購入を躊躇う事柄ではないでしょうか?

ブランドショップで偽物はありえない

まずは結論から言うと、上場しているような企業が運営しているブランドショップに関しては偽物というのは通常ありえません。そもそも偽物を売るメリットが何一つないからです。

仮に偽物を販売してそれが世間に広まった場合、企業としては壊滅的なダメージを受けます。ブランドショップの大部分は直接ブランドから仕入れをしているわけではないので、絶対に本物を扱っているという確固たる裏付けは実際のところありません。ですからショップの信用がなによりも大事なことは明白です。

なによりも大事な信用がたった一度でも又はたった1点だとしても偽物を扱ってしまうことで扱う全ての商品が偽物ではないのかという事態になり、それまで築き上げてきた信用は簡単に崩れてしまいまうことになります。

当然ながら常識的にビジネスを行っている企業・ショップが、目先のそれも大した利益にならない危険な橋はわざわざ渡りません。

AACDの活動

上記で本物を扱っている裏付けがないと述べましたが、それを補完すべき団体があります。

一般社団法人 日本流通自主管理協会(AACD)という民間団体で、偽造品・不正商品の流通防止及び排除を目指し活動を行っています。AACDの会員企業のショップまたは会員企業から仕入しているショップであれば偽物が混入している心配は現状でほぼありません。株式上場している会員企業も多く信用度は高いと言えるでしょう。

以上のことから正当なブランドショップで取り扱っているブランド商品は、間違いなく本物と考えてよろしいかと思われます。


2 ブランドのショッパー(紙袋)がほぼない

ブランドショップで買い物をするとほとんどの場合は、買い物をしたブランドショップ(並行輸入店)の紙袋や包装で渡されますね。

買ったブランドそのものの紙袋ではありません。買った商品が自分用であればそれほど気にならないことではありますが、プレゼントで購入した場合は正直なところ、ちょっと嫌だなって思うことがあると思います。

ブランドショップはプレゼントに不向き?

贈られる相手も購入したブランドショップのことを知っていたり、好感を持っているのであれば問題ないですが、そうではない場合はどうでしょうか?

特にブランドショップのことをあまり知らなかったりする相手だと、「こいつ、安く上げやがって」とか「本当に本物?」なんて思われたりしないかと心配してしまいそうです。

実際のところブランドショップを利用する時点で安く上げたいって気持ちが強いのは事実の一つであると言えますが、贈る方からすると良く言えば出来る範囲(出せるお金の範囲)で精いっぱい頑張るという気持ちの表れともとれなくはないです。

極端な例になるかもしれませんが、ブランドの直営ブティックでは小銭入れしか買えなくても、ブランドショップであれば同じブランドで二つ折りの財布ぐらいグレードを上げて買えるかもしれないという具合に。

ブランド品を買うというのは一種の見栄でもありますし、プレゼントを贈るシチュエーションでブランドのショッパー(紙袋)ではないというのはその見栄を、大袈裟かもしれませんが、贈る方そして贈られる方に対しても半減させる力を持っているとも言えます。

ブランドショップが抱えるイメージ的な問題点

ブランドショップで、ブランドのショッパー(紙袋)がないのは残念ながら解決のしようがありません。身も蓋もないですが、ないものはないのです。

この点は深読みしていくとブランドショップが根本的に抱えるジレンマに起因することとも考えられます。本来ブランドショップ側としては、プレゼントを受け取る相手がブランドショップの紙袋を見て、

「×××××(ブランドショップ名)で買ってくれたんだ!嬉しい!」

という反応がベストですが(もちろんそういう方もいると思いますが)、やはりよく知らなければ胡散臭く思われる可能性も高いわけです。そのためにはブランドショップ側がしっかりとブランディングを考え地位(イメージ)の向上をしていただくほかありません。

しかしながらブランド直営ブティックには入りづらいという方には、気軽にお買い物ができるショップとして考えると現状のスタンスが望ましいとも思われます。

有名セレクトショップでは

イメージの向上としてわかりやすいのは、有名セレクトショップではないでしょうか。

例えばバーニーズやエストネーションでも自社のオリジナル商品とともにブランド商品を販売しています。そこで買い物をすると当然バーニーズまたはエストネーションのショッパーで渡されるわけです。

プレゼントを贈る方とプレゼントされる方の双方は、バーニーズやエストネーションのショッパーについて、ブランドショップの紙袋と同じような気持ちになるのでしょうか?

プレゼントの場合(とりあえず中身の是非は置いといて)、これらの有名セレクトショップのショッパーであれば、大抵は非常に喜ばれるのではないかと思います。

プレゼントを渡される方は、大袈裟かもしれませんがショッパーを見ただけで夢が膨らむ感じではないでしょうか。

そうなると結果的にプレゼントを贈る方にとっても、一切気遅れせずに済むのではないかと考えられます。

このように一般的にこれらのセレクトショップのイメージは非常に良好かと思われます。この辺りを考えるとブランドショップの世間的な評価が浮かび上がってくると言えます。

ブランドショップにおけるブランドのショッパーがなくて困る問題の根本は

少々話が脱線してしまいまいたが結論としては「ないものはない」です。

その代わりとしての割引があったりするわけですから、どうしても見栄の部分が上回る方は直営ブティックで買いましょう。そもそもブランドそのもののショッパーを求められるというのは、ブランドショップに対する一般的なイメージが低いのが根本的な原因と言えるでしょう。


3 壊れた時の修理がどうなるかわからない

「せっかく奮発して良いもの(高いもの)を買ったのに壊れたらどうすればいいんだろう。」

高いブランド商品を買ったのですから、出来るだけ長く使いたいと思うのは一般的な感情であると思いますが、どんなに高い物でもやはり物なのでいつか壊れます。その時の修理はどうなるんだろうという疑問・不安は当然のように出てくるでしょう。

購入時の確認が大事

基本的にはお買い上げのショップで相談という形になると思いますし、そうするのがとりあえずはベストですが、ブランドショップの対応はショップによって違いますので購入の際に面倒かもしれませんが修理についてしっかりと確認をするべきです。

一般的な修理品の流れ

ここからはあくまで一般的にですが、まず修理を出す際に初期不良とある程度使用してからでは対応が大きく異なってきます。明らかな初期不良であれば交換または返品、もしくは無償での修理対応になるのではないかと思われます。

初期不良以外では、基本的に有償での修理になります。(ここでは時計などの保証期間があるものを除き、主にバッグ・財布・アクセサリーなどを想定しています。)

有償での修理の場合は修理内容にもよりますが、あくまで感覚的にですが意外と修理代が高いというケースが少なくありません。もちろん革製品を中心に修理そのものの費用は技術的なことを考慮すると妥当なケースがほとんどですが、ブランドショップで修理を依頼すると比較的高額になりやすいケースが多いのも事実です。

修理工場を自社で持っていないブランドショップの場合、基本的に修理品を卸業者に修理依頼します。修理を依頼された卸業者は、大きく分けると自社の工場または提携している工場で修理するケースとそのブランドに修理依頼するケースの2パターンです。

簡単な縫製程度であれば自社の修理工場または提携先の修理工場で修理しますが、パーツそのものが壊れている場合は当然ブランドオリジナルのパーツのストックは皆無なので、ブランドに修理依頼するしかありません。

修理費用と修理期間について

前項のように実際の修理に入る前段階で数社の業者が介在すると当然それぞれの間に送料などを含めた手数料が生じ、これはそのまま修理代にのせられてきます。

ブランドによって並行輸入品に対しての対応はマチマチですが、並行輸入品でも修理可能のブランドであれば直接そのブランドに持ち込んだほうが安く済む可能性があります。

特にブランドオリジナルのパーツが壊れた場合などは、特にその傾向が強いと言えるでしょう。また修理にかかる期間に関しても直接持ち込んだ方が早い可能性があり、実際のところは客側に見えてきませんが介在する業者が増えるほど当然お金も時間もかかると言えます。


ブランドショップで買うデメリット<まとめ>

誰もが気になる本物かどうかという点では、条件を満たしたブランドショップにおいては安心していいかなと思います。ブランドショップで取り扱っている商品が本物かどうかという点と当ブログのシリーズでご紹介している「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド」は別次元の話です。

・ショッパーについて

ショッパー(紙袋)及びブランドオリジナルの包装というのは、ブランドショップではどうすることもできませんので明らかなデメリットと言えます。商品に対する値引などとのサービスとトレードオフと考えるしかありません。

・修理について

壊れた時の修理に関しては、商品を買う際にまずはしっかり確認しましょう。アフターケアの面でどこまでどのようにしてくれるのかショップの対応を見ることが大事です。その後も安心して利用し続けることができるか目安にもなるでしょう。

最後に

ブランドショップで買うデメリットは上記に挙げた3点以外にも細かく言うと色々ありますが、それはまた後々の記事でブランド情報を交えながらご紹介していきます。

次回記事ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 4

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