2016−17 FW Men’s Collection
BALMAIN(バルマン)
フランス・パリで2016年1月21日−25日の日程で秋冬パリ・メンズコレクションが開催。
15日−19日の日程でイタリア・ミラノでの2016 −17秋冬ミラノ・メンズコレクションが終了。21日からはフランス・パリに舞台が移り、ミラノに引き続き早くも来期の秋冬コレクションが発表されました。
ミラノ・メンズコレクション同様、個人的に気になったブランドを紹介していきたいと思います。パリ・メンズコレクション第7弾でご紹介するブランドは、BALMAIN(バルマン)です。
BALMAIN(バルマン)とは
バルマンの歴史
BALMAIN(バルマン)は、1945年にピエール・バルマンがオートクチュール・メゾンとして創立したフランスのブランド。
1914年にフランスのサヴォワで生まれた創設者のピエール・バルマンは、紳士服の卸業に携わる父親とブティック経営に携わる母親の影響を受け洋服に強い関心を持ち、パリ国立美術学校で建築を学んだ後にモード界へ転向。1950年代には、パリ・オートクチュール黄金時代の中心人物として活躍。
バルマンのデザイナー
バルマンのデザイナーは1982年のピエール・バルマンの死去後、エリック・モルテンセンやオスカー・デ・ラ・レンタ等がデザイナーに就任。
その後2004年より一時的にショーを休止した後、2006AWシーズンより2011AWシーズンまではパコ・ラバンヌで経験を積んだクリストフ・デカルナンがデザイナーに就任しプレタポルテを再開。
2011年4月、オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)がレディス&メンズRTWデザイナーに就任。オリヴィエ・ルスタンは、ロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)にて経験を積み、2009年よりバルマンのデザインチームに参加していた。
現在のバルマンは、トレンドを引っ張っているブランドの一つであると言える。2015年にはH&Mとのコラボコレクション「Balmain × H&M」を発表し、実際の発売日には色々な意味で話題になった出来事が起きたことも記憶に新しい。