2016-17 FW GUCCI
イタリア・ミラノで2016年1月15日−19日の日程でメンズコレクションが開催。
1月中旬の日本では寒さが厳しくなる日が続いていく中ですね。ファッションの世界では早くも来期の秋冬コレクションが発表されました。個人的に気になったブランドを紹介していきたいと思います。
前回のミラノメンズコレクション 2016-17FW ヴェルサーチに続きまして7回目の今回は、GUCCI(グッチ)です。
グッチは1921年創業の伝統あるブランド。現在のデザイナーは2015-16年ウィメンズ秋冬コレクションから就任したアレッサンドロ・ミケーレです。
アレッサンドロ・ミケーレは、2002年グッチに入社でトム・フォード時代からはじまり、前任のフリーダ・ジャンニーニの元ではアソシエイト・クリエイティブ・ディレクターとして活躍。
個人的には好きなブランドの一つですが、記憶としてはいまだにトム・フォード時代が鮮明に残っており、デザイナーの力でファッションにおいての世界観・ビジネスが大きく変わるということをリアルに教えてくれるブランドでもあります。
GUCCI
2016-17fwコレクション
ショーのスタートからアレッサンドロ・ミケーレの世界観を感じさせるルックでしたが、ショー全体を通しても素材の柔らかさが目立ったコレクションでした。どうしても刺繍や柄に注目になりがちですが、スーツはジェンダーレス的なシルエットのルックと男性らしさがあるシルエットのルックのそれぞれが良く、パンツは懐かしさもあるフレアのシルエットで新鮮とも言えます。カジュアルに抜けた感じのコーディネートや2015SSでも展開していたボンバージャケット、かわいい柄のニットブルゾンなど意外と使えそうなアイテムも多いかなと思いました。
クローズアップアイテム
シューズ
今回のグッチのコレクションは一見するとメンズでは現実的なシチュエーションでは非常に難しく感じるコーディネートやアイテムである印象が強いので、まずは靴や小物で雰囲気を楽しむのが良いかもしれません。
その中でもグッチの代表的なアイテムといえば靴を思い浮かべる方も多いかと思います。コレクションでも数多くのシューズが出ていましたが、その中で気になったものをいくつかご紹介します。
レザーシューズ
スニーカー
サンダル
グッチ クリエィティブ・ディレクター
アレッサンドロ・ミケーレ
SHOW
Gucci | Fall Winter 2016/2017 Full Fashion Show | Menswear