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ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 6


ブランドショップで絶対買ってはいけないブランドがある?!第6弾!!

前回の「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 5」は女性の憧れのブランドの一つであるCHANEL(シャネル)をご紹介しましたが、今回も実際のブランドを例に挙げながら「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド」とはどういうことなのかを解説していきます。

ブランドショップとは

ブランドショップ(並行輸入店)とはブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 1でも説明しましたが、簡単に言うと一般的に高級ブランドと言われているブランドの商品を並行輸入で直接又は間接的に仕入し販売しているショップのことです。

今回の「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド」でご紹介するブランドは、ブランドといえば一番にブランド名が上がってくるブランドの王様ではないでしょうか。衰えることのない人気が続いているブランド、ルイ・ヴィトンをご紹介していきます。

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※ 今回ご紹介する「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド」においては、ブランドショップ(並行輸入店)で取り扱うバッグ・財布などの革小物の商品が中心です。時計・アパレルなどは含みませんのでご注意ください。


LOUIS VUITTON

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)とは

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)は1854年に旅行用鞄の専門店として創業し、現在ではバッグや財布・アパレルなど多岐に渡る商品展開でCELINE(セリーヌ)やDIOR(ディオール)・FENDI(フェンディ)などを傘下に持つLVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)の中核ブランドです。

日本人なら老若男女誰もが一つや二つは必ず持っているのではないかと思えるブランドであり、長年ブランドイメージが低下することなくビジネスでも大成功しているブランドのLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)です。

なぜルイ・ヴィトンは「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド」なのか

ルイ・ヴィトンは「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド」のダントツNO.1のブランドと言えます。

これまでグッチ・シャネルと「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド」としてご紹介してきましたが、ヴィトンほど「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド」はありません。

これから解説していきますが、ルイ・ヴィトンはブランドショップで買うメリットが全くと言ってほどないからです。

では、なぜルイ・ヴィトンはそこまで「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド」でありブランドショップで買うメリットが全くないのでしょうか。


ルイヴィトンが「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド」である5つの理由

 1 ブランドショップでの最大のメリットの一つである「お得感」がゼロ

ブランドショップでブランド品を購入する動機として、やはり直営のブティックよりもお得に買えるというのが大きいでしょう。

しかしルイ・ヴィトンに関しては、ブランドショップにおいてほぼ値引きはありません。仮にあったとしても2〜3パーセントあるかないかでしょう。

ルイ・ヴィトンは非常に仕入れ値が高いブランドですので、ルイ・ヴィトンの商品だけで儲けを考えているブランドショップは皆無ではないかと思われますし、大幅な割引というのは新規オープンやチラシの特価などの特別なイベント時を除いて通常はありえません。

2 ルイ・ヴィトンの直営ブティックの品揃え・在庫は圧倒的

ルイ・ヴィトンは日本国内で店舗数が50店舗以上あり、地方でも中核都市であれば出店しているケースが多く見受けられます。

ブランドショップで扱っているルイ・ヴィトンの商品は売れ筋の定番的なデザインの商品で基本的には構成されているので、ブランドショップで買うメリットの一つである希少品や日本未発売モデルというのも品揃えとしてあまり期待できません。

前述の通りルイ・ヴィトンは並行輸入では仕入れ値が非常に高く利益が薄いため、ブランドショップで冒険ともいえるコレクション的な商品を仕入れすることは難しいです。ブランドショップで行われるブランドフェアや顧客向けのイベントがない限りは必要ないと判断されるブランドと言えるでしょう。

逆にルイ・ヴィトンの直営店では、定番モデルはもちろん新作モデルも在庫として豊富に揃っているので、あえてブランドショップで買う理由はでてこなくなります。そうなるとシャネルやエルメスのように一部プレミア化する商品も基本的にはなく、ブランドショップで取り扱う希少性もないわけです。

それにブランドショップの商品自体の状態についても、同じく新品と言えど在庫の豊富な直営店のほうが良好でしょう。

ちなみに、ルイ・ヴィトンの商品に限りませんがブランドショップにおいて箔をつけるという意味合いで、数点コレクションピースに近いモデルを置くことはあります。

3 やっぱり気になるのは本物かどうか

せっかく買ったブランド物が本物かどうかというのは、直営店以外で購入した場合に必ずつきまとう問題とも言えますね。まさかとは思うけど、やっぱり心のどこかで不安に思ったり・・・。

ルイ・ヴィトンのケースではブランドショップでも定価またはほぼ定価の価格で買うわけですが、それなのに偽物かもしれないと心配をするくらいならブランドの直営店で購入するのが一番です。

もちろん、ブランドショップではブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 3のブログでも述べた通り偽物を取り扱うことはありませんが、それでも心配してしまうのが人間です。まして安く買えたならともかく当たり前の値段なわけですから、この点においてもルイ・ヴィトンの商品をブランドショップで買うべき理由は全くありません。

4 接客・サービス

ブランドショップの接客が悪いとは言いませんが、やはりラグジュアリーブランドとしての接客・振る舞いを求められているルイ・ヴィトンとでは歴然とした差があります。

もちろんスタッフそれぞれのスキルによって大きく変わってくることですし、ブランドショップではブランドショップならではの接客があります。

しかし、ブランドショップでは多くの種類のブランドを扱うため、一つ一つのブランドに対してスタッフ全員が熟知しているわけではありません。さらにブランドの最新の情報という点でもリアルタイムには難しいでしょう。

非常に個人的な見解になりますが、ルイ・ヴィトンに限ったことではありませんが、商品そのものだけを購入するということと、ブランドの世界観を感じながら商品を購入することは、買った商品の見方・感じ方が変わってきます。

もちろんそんな世界観なんていらない・くだらない、商品が手に入ればOKという方も多いかもしれません。でも、できれば気に入った商品をしかるべきところで手に入れる高揚感を感じてほしいと考えます。

5 アフターケア

ブランドショップとルイヴィトンの直営店ではどちらがアフターケアがしっかりしていると思いますか?

もし大切にしていたバッグや財布が壊れたとき、ブランドショップではその店又は運営会社の方針にもよりますが、基本的には修理対応をしてくれるのではないでかと思います。もちろんルイ・ヴィトンの直営店でも当然修理を受け付けてくれます。

ブランドショップで修理を受け付けた場合は、大きく分けると次の2通りの流れです。

A 自社または仕入先(並行輸入の卸業者)の修理工場に修理品を出す
B Aで修理が不可の場合、ブランドの直営店に修理品を持ち込む

Aの場合比較的短期間で修理代も相場と言えますが、Bの場合は時間も費用も大きくかかります。なぜなら、間に挟む業者が増えることでそれぞれの手数料及び送料が発生してしまうからです。

特にブランド独自のパーツ、例えばブランドロゴのファスナートップなどが破損した場合は、ブランドショップや並行輸入の卸業者でブランドそれぞれの各種パーツを持っていることはほぼないので、ブランドに送ることになります。

詳しくは、ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 3のブログもご参照ください。

しつこいようですがブランドショップで安く買えたわけでもない定価で買うルイ・ヴィトンの商品です。アフターケアの面でも直営店で購入し、万が一壊れたときにも直営店で修理してもらうほうが安心であり尚且つ修理代も安く済みます。それに修理期間もブランドショップより早く上がるケースがほとんどなので、アフターケアに関してもブランドショップで買ってはいけないブランドの理由となるでしょう。


ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 6 <後記>

今回はブランドショップで絶対買ってはいけないブランドとして上記の5点を踏まえ、ルイ・ヴィトンをご紹介しました。

特にブランドショップで買う最大のメリットとして、お買い得な価格で買うというのがルイ・ヴィトンの商品では難しいため、それならばヴィトンの直営店で買うほうがブランドショップにはない様々な価格以外でのメリット・特に心理的なメリットがあるので、結果的にお得であり満足度が高いと言えます。

次回記事ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 7

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