ブランドショップレポート第7弾!!
GINZA Happiness 新三郷店
ブランドショップとは
ブランドショップを簡単に説明すると、グッチやプラダ・ロレックスやカルティエなど高級ブランドのバッグや財布・時計・ジュエリーなどを中心に、並行輸入で仕入れされた商品を販売しているショップのことです。
ブランドショップレポートについて
これまで当ブログでは、ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 1・ブランドショップで絶対買うべきブランド 1のシリーズでブランドショップで扱っているブランドそのものについて解説していますが、実際のブランドショップ自体はどのような感じなのでしょうか。
ブランドショップと一口で言ってもショップを運営している会社やショップの出店している立地についてなど様々な要因で特色が違います。
このブランドショップレポートでは実際に各ブランドショップを訪れていき、雰囲気や商品展開などから実際の店舗を通して見えてくるブランドショップが一体どういうものなのかを非常に個人的な見解でレポートしながら考えていきます。
今回のブランドショップレポートは
第7回目のブランドショップレポート、今回はブランドショップレポート 2 GINZA Happiness、ブランドショップレポート 5 ブランドショップハピネス 越谷店のレポートに続き、株式会社ハピネス・アンド・ディが運営するブランドショップでは3店舗目のご紹介となるGINZA Happiness 新三郷店です。
GINZA Happiness・ブランドショップハピネスとは
GINZA Happinessは、株式会社ハピネス・アンド・ディが運営するブランドショップです。株式会社ハピネス・アンド・ディは、全国に70店舗近くのブランドショップを出店している東証JASDAQ上場企業。ブランドショップハピネス及びGINZA Happinessの名称でブランドショップを全国のイオンモールを中心に出店しています。
また、平成25年には韓国ソウル市に100%子会社の株式会社ハピネス アンド ディ コリアを設立しHappiness D- CUBE CITY店をソウル市にオープンし韓国にも進出。ブランドショップとしては業界最大手と言える存在でしょう。
株式会社ハピネス・アンド・ディはAACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)の会員企業ですので、販売されている商品に関しては安心してお買い物ができるショップです。
(AACD及びブランドショップの商品が本物かどうかについて詳しくはこちら→ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 3)
GINZA Happiness 新三郷店
2月中旬 埼玉県三郷市新三郷ららシティ
GINZA Happiness 新三郷店がある「ららぽーと新三郷」とは
GINZA Happiness 新三郷店は「ららぽーと新三郷」にあり、2015年11月にオープンしたばかりの非常に新しい店舗です。
GINZA Happiness 新三郷店がある「ららぽーと新三郷」とは、埼玉県三郷市新三郷ららシティ3丁目の武蔵野操車場の跡地に建設された三井不動産商業マネジメント株式会社が運営する複合型大型ショッピングセンターです。
ちなみに三井不動産商業マネジメント株式会社は、三井アウトレットパークの運営会社でもあります。
「ららぽーと」と聞いて一般的に有名なのは、「ららぽーと」では最大規模を誇る千葉県船橋市所在の「ららぽーとTOKYO BAY」ではないでしょうか。
「ららぽーと新三郷」は、2009年に178店舗で構成されるショッピングセンターとしてオープン。JR武蔵野線の新三郷駅と直結しており、さらに2012年にはFOREVER 21が入った 「ららぽーと新三郷ANNEX」がオープンしています。
周囲にはIKEA新三郷やコストコ新三郷倉庫店などもあり、買い物をするには非常に利便性の高い地域になっています。
ブランドショップレポート
GINZA Happiness 新三郷店
GINZA Happiness 新三郷店 <店舗>
GINZA Happiness 新三郷店は、2015年11月にオープンしたばかりで当然と言えば当然ですが非常に綺麗な店舗に感じました。特にアクセサリーやカジュアル時計など言い方は悪いですが散らかりやすいところもきれいに陳列されていたように思います。
GINZA Happiness 新三郷店 <ブランド・商品構成>
GINZA Happiness 新三郷店で取り扱っているブランドはブランドショップとしては標準的な品揃えではないかと思いますが、印象としては時計の品揃えが特に良かったように感じました。
また、高額帯のブランドだけではなく低単価の商品もジャンル関係なく色々とあり、まだオープンしたばかりということもあってかとりあえずは低単価の商品から高額帯まで揃え、今後の商品の売れ行き次第ではある程度ブランドや商品セレクトが絞られてくるのかもしれません。
これから地域性に合わせた商品展開になるのであれば、今が良くも悪くも一番品揃えが良いと言えるでしょう。
GINZA Happiness 新三郷店 <競合店舗>
ららぽーと新三郷はJR武蔵野線の新三郷駅から数駅でイオンレイクタウンがある立地であり、レイクタウンには同じハピネスの店舗(ブランドショップレポート 5 ブランドショップハピネス 越谷店)と競合するラブラブ(ブランドショップレポート 6 GINZA LoveLove 越谷レイクタウン店)が出店しています。
価格帯では低単価からミドルクラスのブランドくらいまではそれほど影響がないかもしれませんが、高額帯になってくると特に価格面でシビアに比較対象となる可能性が高く(ブランドショップをご利用になる方は価格にシビアである場合が相対的に多い為)、接客面も重要なファクターになってくることでしょう。
ブランドショップは扱う商品の特性上、同一企業の店舗であっても商品・ブランドの全てが全く同じ商品展開は難しく、一般的なショップよりも良くも悪くも商品セレクトの偏りが大きく出やすい形態ですから、上手く特色とするのか、又はカバーする何かが必要になります。
GINZA Happiness 新三郷店 <特徴>
GINZA Happiness 新三郷店の特徴の一つとしては、店頭に向かって左の通路側壁面スペースが黒の什器になっています。店内は基本的に白を基調とした内装ですから打ち出すスペースとして非常にわかりやすいと言えます。陳列されているバッグ中心の商品はブランドをミックスしており、通路的にユニクロ方向に向かうお客様には非常に目が止まりやすいでしょう。
またこのスペースだけ天井に近い高い位置まで棚板を設置できる什器になっており、店内の白の内装とのコントラストがはっきりしているので、カジュアル感もありながら迫力あるイベントスペースとして演出できる感じがしました。
あくまで個人的な見解としてですが、バッグの商品カラーはある程度明るめにはなっていましたが、バッグ自体の大きさにメリハリがなく全体のバランスが単調なディスプレイに感じました。大きめのバッグとトレンド性の高い小ぶりなバッグを使ってギャップをつけるようなイメージのほうがより良いのではないかと思いました。
またトレンド的や時期的に仕方のない面もあるのかもしれませんが、せっかくブランドをミックスしていても素材感が同じような商品構成だったので、仮に素材感で合わせるなら色をはっきり明暗をつけて配置し、例えばヒョウ柄やドット柄のような柄物をポイントに置いたほうがより引き寄せられる気がします。
通路のお客様に対する強いアイキャッチ的なスペースであると思うので、もう少し遊び心があっても良いかなという感じでした。
GINZA Happiness 新三郷店 <後記>
今回訪れたGINZA Happiness 新三郷店はオープンしたばかりの新店舗です。商品やブランドなどを含め全体的な印象としては非常にまとまっており、個人的には好感の持てる店舗でした。これからさらにどのような感じになっていくのか楽しみなショップです。
最後になりますが、今回ご紹介したGINZA Happiness 新三郷店に関して、個人的な見解で実際に訪れた日だけを切り取ってご紹介したものです。たまたまこの日がそうだったということもあるかもしれません。
GINZA Happiness 新三郷店だけに関わらずショップというのは日々変化していくものであり、そうあるべきだと強く思います。
トレンドや季節によって、運営会社の方針によって、様々な要因で変わってくる変化をブランドショップとはどういうものかをテーマにブランドショップレポートとして今後も考察していきます。
店舗情報
GINZA Happiness 新三郷店
所在地:埼玉県三郷市新三郷ららシティ3-1-1 ららぽーと新三郷2F
TEL:048-950-2101
通常営業時間:10:00〜21:00