ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 8

 


ブランドショップで絶対買ってはいけないブランドがある?!

前回の「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 7」では20代から30代の女性に大人気のブランドであるTORY BURCH(トリーバーチ)をご紹介しましたが、今回も実際のブランドを例に挙げながら「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド」とはどういうことなのかを解説していいきます。

ブランドショップとは

ブランドショップ(並行輸入店)とはブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 1でも説明しましたが、簡単に言うと一般的に高級ブランドと言われているブランドの商品を並行輸入で直接又は間接的に仕入し販売しているショップのことです。

今回の「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド」でご紹介するブランドは、いつの時代も女性を魅了するジュエリーブランド「TIFFANY(ティファニー)」です。

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※ 今回ご紹介する「ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド」においては、ブランドショップ(並行輸入店)で取り扱うバッグ・財布などの革小物の商品が中心です。時計・アパレルなどは含みませんのでご注意ください。


ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 8

 TIFFANY(ティファニー)

テイファニーとは

ティファニーは1837年創業の伝統あるジュエリーブランドの一つです。ジュエリーブランドは世界中に数多ありますが、ティファニーはジュエリーのデザインを常にリードしてきたブランドの代表と言えるでしょう。

個人的な見解ですが、常にビジネスと向き合わなければならないアメリカという国の中で、ここまでブランドイメージ・ブランド価値を大切に守ることができているのは非常に稀有な存在です。
一概には言えませんが全般的にアメリカのブランドは利益に対し生産性を重視するため、売れ始めるとすぐにアジアなどへ製造を切り替えることでコストを安くしさらに大量生産に向かい、そのため自ずと品質が落ち結果的にブランドイメージの安売りにつながり失墜していく傾向が強いです。
そのような状況の中でブランドイメージを保ちつつ成功を収めているティファニーというブランドは非常に貴重な存在であると考えられます。

なぜティファニーがブランドショップで絶対買ってはいけないブランドなのか

なぜティファニーがブランドショップで絶対買ってはいけないブランドになる理由は大きく3点あります。
ティファニーには素材のラインナップが数種類ありますが、特にブランドショップで絶対買ってはいけないのは一番人気のあるシルバー素材の商品です。

1 価格的にブランドショップで買うメリットが全くない

ティファニーはブランドショップで買う最大のメリットの一つである割引がほとんどありません。特にシルバー製品になりますが、通常では定価または5%程度の割引です。これから挙げる理由も合わせるとほぼ定価でブランドショップで買う理由は見当たりません。

2 シルバー素材である製品の状態不安

皆さんもご承知かとは思いますが、シルバー製品は一般的に硫化することにより黒く変色します。
ティファニーの製品は基本的にクロムハーツのような黒ずみをも楽しむようなデザインではないので、変色には細心の注意を払わなければいけません。しかし空気に触れていることで硫化してしまうので、これは店頭の商品でも同じことが言えます。
商品のストックがある場合はまだ良いですが、直営ブティックほど豊富には現実的にありませんし、ブランドショップの管理状態が悪いとは一概に言えませんが、どちらにせよ商品の状態は圧倒的に直営ブティックが良好であると考えられます。

3 直営ブティックの店舗数と在庫

ティファニーの直営ブティックは全国で60店舗近くあり、中核都市以上にほぼ出店されています。さらにブティックでの商品展開数及び在庫数も豊富であり、わざわざ展開している商品自体が限られているブランドショップでティファニーを買う理由は全くありません。


ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 8 <後記>

前項で挙げた3点の理由からティファニーはブランドショップで絶対買ってはいけないブランドです。

ティファニーで最も人気のあるシルバー製品についてブランドショップで絶対買ってはいけないブランドになる3点の理由を簡単にまとめると次のようになります。

・ブランドショップではほぼ割引がない
・商品の素材自体の不安
・基本的にプレミアのつく限定商品もほぼなく、店舗数・在庫ともに直営ブティックが充実

次回以降も色々な切り口でブランドショップで絶対買ってはいけないブランドをご紹介していきます。

次回記事ブランドショップで絶対買ってはいけないブランド 9

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